夏の絵日記2019

ハチにこめる家族愛/7月30日 玉鷲

連載「大相撲 夏の絵日記2019」は、今日から随時掲載します。現在実施中の夏巡業に参加している関取衆らが描きました。テーマは「夏の思い出」が主で、故郷の風景、個人的な趣味など個性豊かな絵ばかりです。ぜひご覧ください。

玉鷲の絵日記
玉鷲の絵日記

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最初に掲載するのは企画常連の関脇玉鷲関(34=片男波)です。1月の初場所で歴代2位の年長優勝を果たした実力者が描いたのは、蜂でした。「蜂ってかわいいじゃないですか。色合いとかもいいし、全体的に好き。ハチミツもおいしいし」。勝ち越しに必要な「8番」と「ハチ」で、縁起も良さそうです。

この蜂は玉鷲関自身を描いています。蜂の右隣に描かれた2つの卵は長男テルムン君と、優勝を決めた初場所千秋楽と同じ日に誕生した次男エレムン君。「働き蜂のように頑張るって意味で描いた。2人目の子どもも生まれたから、子どもたちのためにも働かないといけない」。蜂が背中向きに描かれているのは、巣にいる子どもたちの方を向いているからだそう。初土俵から休みなく土俵に立ち続けて15年。すでに角界屈指の働き蜂ですが、家族愛を力により長く土俵を務める覚悟です。

日刊スポーツ大相撲企画「大相撲 夏の絵日記2019」を掲載しています。 夏巡業に参加した関取衆らに個性あふれる絵を描いてもらいました。

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