夏の絵日記2019

ふと浮かんだ亀田父/8月9日 剣翔

剣翔関(28=追手風)は今の気持ちと願望を、紙を目いっぱい使って表現してくれました。中央上部に描いたのは、ボクシング亀田3兄弟の父亀田史郎氏。面識はないものの、7月の名古屋場所で初の十両優勝を飾り「最高だなって思ったら、自然と思い浮かびました」と、同氏得意のポーズを「サイコー」という掛け声の吹き出し付きで描写しました。同場所は「腰も足も悪かったので、速い相撲を心がけたのがよかった」と、昨年夏場所での11勝以来、3年半の十両在籍で2度目の2ケタ白星。まさに自己最高の成績でした。

剣翔の絵日記
剣翔の絵日記

「祝 新入幕」については、正式には26日の秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の新番付発表を待つことになりますが、確実視されています。随所に派手な装飾が施されており「美術の成績は『5』でした。先生には人と違う発想を褒められました」と納得の仕上がり。願望通り新入幕となれば「2ケタ勝って敢闘賞が目標」。さらなる「最高」を目指します。

日刊スポーツ大相撲企画「大相撲 夏の絵日記2019」を掲載しています。 夏巡業に参加した関取衆らに個性あふれる絵を描いてもらいました。

おすすめ情報PR

相撲・格闘技ニュースランキング