夏の絵日記2019

綱から連想ソフトクリーム/8月18日 木村庄太郎

三役格行司の木村庄太郎さん(55=春日野)は、今年もクオリティーの高い絵を描いてくれました。この企画の常連とあって「ネタを考えるのが大変」と、題材選びにこだわった作品。題材さえ決まれば約20分で驚きの完成度。近年苦戦している猛暑を表現しています。「夏巡業はどこに行っても暑いですからね。土俵入りで横綱の綱を見ていると、体を中から冷やしたいと思うのか、普段は食べない僕でもソフトクリームを連想して欲しくなるほど」と、苦笑いを浮かべて絵の解説をしてくれました。

木村庄太郎の絵日記
木村庄太郎の絵日記

夏用の装束の下は肌着を2枚着ており、「風を通さないのでサウナスーツみたい」と、連日汗だくで土俵に立っています。洗剤を常に持ち歩き、肌着を自ら手洗いしているそうです。ちなみに横綱は「誰かをイメージして描いたわけではないけど、雲竜型なので鶴竜関。雲竜型の方が描きやすいので」と補足。左半身だけで、見事にせり上がりを表現しています。

日刊スポーツ大相撲企画「大相撲 夏の絵日記2019」を掲載しています。 夏巡業に参加した関取衆らに個性あふれる絵を描いてもらいました。

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