ヘビー級、ジュニアヘビー級に関係なく、新日本プロレスの最強レスラーを決める大会で、毎年夏に開催される。91年に当時の坂口征二社長(現相談役)の発案で始まり、今年で25回目を迎える。「G1」は競馬ファンの坂口社長が、競馬のG1レースから取った。試合形式は、リーグ戦、トーナメント、リーグ戦+決勝トーナメントなどで行われてきたが、10年以降は、2つのブロックに別れてのリーグ戦で各組1位を決め、2人が優勝決定戦で戦い優勝者を決める方式が定着している。決勝は、昨年の西武ドームをのぞいて、両国国技館で行われている。
昨年は、史上最多の22人が参加し、約3週間に熱戦が繰り広げられた。昨年決勝のオカダ—中邑戦など、名勝負が数多く生まれ、今や日本だけでなく、世界でも類を見ないレベルの高い大会として世界中から注目されている。最多優勝は、蝶野正洋の5回。最多出場は、今年も出場する天山広吉の20回。最多連続出場は、今年も出場する永田裕志の17回連続。
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