埼玉新都市交通伊奈線ニューシャトル2020系新製車両「ハッピーレインボートレイン」を公開

  • 明るい車内にひときわ目を引く座席(一般用)

埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)が11月20日、丸山車両基地でマスメディア向け試乗会を開催し、2020系新製車両(26編成)を公開した。

26編成は2020系最後の新製車両で、愛称は「ハッピーレインボートレイン」。名の通り、車両前面のカラーが7色に彩られている。車内はアイボリー色で清潔感あふれる明るいデザイン。座席は全体がシックな黒色で、一般席の背もたれ部分はスカイブルー、優先席にはオレンジが配され、離れた場所からも一目で認識できるようになっている。また、従来の車両と比べ優先席や車いすスペースを増設し、バリアフリー環境を拡充するとともに暖房と換気機能を強化。より快適な車内空間を演出している。

試乗会で唐澤朝徳社長は、「2020系は六角形を基調とした斬新なデザインが評価され、2016年にグッドデザイン賞を受賞しています。26編成は2020系の最後となるため、それにふさわしいデザインとなるよう3年前からメーカーと話し合ってきました。利用される皆さまから愛される車両となってほしい」と、思いを語った。

埼玉新都市交通は12月22日(日)、昨年に引き続き「特別列車」を運行する。今回は26編成のほか、旧型車両の1050系53編成も登場する。詳細は同社のHPから。

https://www.new-shuttle.jp/