フィフィ、韓国アーティストの紅白出場めぐり疑問「バランスが取れてません」

エジプト出身のタレント、フィフィ(48)が21日までにX(旧ツイッター)を更新。大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」(午後7時20分)の出場者をめぐり、私見を述べた。

フィフィは「昨年、旧ジャニーズのアーティストについて、NHKは紅白の出演依頼を見送りました。アーティストには気の毒ですが、事務所へのペナルティとして仕方ない」との思いをつづった一方で、「ただアーティストが涙ながらに訴えていた問題のレーベルに所属する韓国のアーティストを紅白に出演させるのはなぜなのか?」と疑問を投げかけた。所属事務所内での「いじめ」を証言した韓国人気グループNewJeansのメンバーHANNI(ハニ=20)の件についても触れて、「バランスが取れてません」と指摘した。

NHKは昨年9月、旧ジャニーズ事務所創業者ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題を受け、所属タレントへの新規の出演依頼を当面行わない方針を発表し、同年末の紅白では第30回(79年)以来44年ぶりに同事務所タレント出演がゼロになった。今年3月末をもって、既存番組への所属タレントの出演も基本的になくなった。民放各局が起用を継続、再開する中で、一貫して起用ゼロの方針を続けていた。今回の発表でもSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)からタレントマネジメント業務などを引き継いだSTARTO ENTERTAINMENT(スタート社)所属アーティストは2年連続の出場ゼロとなった。