【記者の目】櫻坂46「4歳」迷いなき充実の時、令和のアイドル戦国時代でも個性確立し連続紅白

  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46。左から的野美青、山下瞳月、谷口愛季、山崎天、森田ひかる、藤吉夏鈴、田村保乃、中嶋優月(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46。左から田村保乃、山下瞳月、森田ひかる、藤吉夏鈴、武元唯衣、齋藤冬優花、小島凪紗(上山陽介氏撮影)
  • トロッコで会場を回る櫻坂46(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46。中央は森田ひかる(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46(上山陽介氏撮影)
  • 櫻坂46「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」で打ち上がる花火(上山陽介氏撮影)
  • 櫻坂46「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」の会場(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46。左から守屋麗奈、山崎天、田村保乃、藤吉夏鈴、井上梨名、谷口愛季、増本綺良(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」で笑顔を見せる櫻坂46谷口愛季。左は藤吉夏鈴(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」で笑顔を見せる櫻坂46村井優(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46。左から松田里奈、井上梨名(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46。左から向井純葉、遠藤理子、中嶋優月、小田倉麗奈(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46三期生(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」を開催した櫻坂46(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46大園玲(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46山下瞳月(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46松田里奈(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46田村保乃(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46。中央は村山美羽(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46(上山陽介氏撮影)
  • 「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」でパフォーマンスする櫻坂46。左から武元唯衣、増本綺良、井上梨名、大沼晶保(上山陽介氏撮影)

<記者の目>

2日間、今の櫻坂46の充実ぶりを象徴するようなライブだった。歴史をつくった一期生へのリスペクトを忘れない二期生たちは、グループの中核となった。加入二年目の三期生もバリバリ最前線で活躍している。

芸能界では日本のアイドルだけではなく、K-POPも含めて多数のグループが続々と誕生している。令和のアイドル戦国時代が到来した、と言っても過言ではない。それでも櫻坂46は昨年2年ぶりに「NHK紅白歌合戦」に返り咲き、今年2年連続の出場を決めた。テレビ局関係者は「話題づくりなら1回で十分。確かな実績を評価されたからこその連続出場だろう」と話す。「AKB48とも乃木坂46とも、他のグループとも違う個性を確立したことが大きい」とも分析した。

石の上にも三年。20年の改名、“再デビュー”からブレずにめげずに独自の世界観を追求し磨き続け、「櫻坂46」としてのイメージを定着させたのが3周年を迎えた昨年だった。2024年は、より自由に、より自信に満ちたライブパフォーマンスを見せている。ステージ以外のバラエティー番組などでも、「これでいいんだ」「進む方向は間違っていないんだ」という迷いのなさを感じさせる。

クールでカッコいい、それでいて元気いっぱいな笑顔もかわいい。1列に並ぶと一見でこぼこなメンバーたちは、個でも集団でも魅力的だ。4歳になった櫻坂46は、かつてないほど強い。【横山慧】