堂本光一主演ミュージカル大千秋楽 長年“究極”を追い求め続けた苦しさや本音も吐露

  • 終演後、胴上げされる堂本光一(撮影・足立雅史)
  • カーテンコールに臨む堂本光一(中央)ら(撮影・足立雅史)
  • カーテンコールでくす玉を割る堂本光一(撮影・足立雅史)
  • カーテンコールで花束を受け取る堂本光一(撮影・足立雅史)

KinKi Kids堂本光一(45)が29日、東京・帝国劇場で、主演ミュージカル「Endless SHOCK」の大千秋楽を迎えた。00年のシリーズ初演から、前人未到の通算2128回となる公演。長年“究極”を追い求め続けた苦しさや本音も吐露しつつ、キャスト、観客、スタッフに笑顔で感謝し、有終の美を飾った。

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カーテンコール後鳴りやまない拍手を受け、再び光一がステージに登場した。

「ありがとうございます。何しゃべろう? っていろいろ考えたところで思いつかないなぁ、って思って考えるのをやめていたんですね。だから…」

スピーチの途中で、舞台両袖から男性キャストたちがかけ声を上げながら現れ、光一を胴上げした。「そーれ!」「そーれ!」。7回も宙に舞った光一は「懐かしいな、これ。昔よくやってたな…」と目尻を下げた。「本当にもう思い残すことはありません。やり切りました」とうなずくと、万雷の拍手を浴びた。

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