MEGUMI「グラビアからプロデューサーでたたかれた」 映画「ホワイトバード」トークショー
女優でプロデューサーのMEGUMI(43)が30日、都内で来月6日公開の映画「ホワイトバード はじまりのワンダー」のトークショーに出席した。
原作は全世界800万部突破の同名小説。病気で普通ではない見た目で生まれて来た少年が、家族の支えで困難に立ち向かって行く姿を描く。「ワンダー 君は太陽」の題名で映画化されて、2018年(平30)に日本公開された作品を上映後に、その6年後を描いた「ホワイト-」について語った。
MEGUMIは「人間というのは自分がいいと思っている人に、理不尽なことをされたりする。逆に苦手だと思っていた人にいいことをされることもある。この映画は人生の指針になる、泣ける素晴らしいストーリー」と話した。
現在は女優、映像プロデューサー、そして実業家としてカフェや化粧品プロデュースを手がけている。「日本では、ないものをゼロから立ち上げるとたたかれやすい。私もグラビアタレントとしてスタートして、女優をやり、プロデューサー、店をやった。『また、やるの』『女優でいいじゃん』と言われたりしました。みんなに否定される中で『めちゃめちゃいいじゃん、面白いよ』と言ってくれる人がいて、その声のみに救われてやれたこともある」と振り返った。
そして「日本は新しいことに対して厳しい。その瞬間に賛同、手を差し伸べてくれた人には、何があっても助けたいと思う。“立ち上げ”の時に『いいじゃん』と言ってくれた人は大切。その人たちに救われたこと、応援してもらったことは一生忘れない」と話した。
「ホワイトバード-」を見て「この人が好き」という事が大切だと感じたという。「好きな人が頑張っているんだから応援できる。何が正しいか分からない時代だけど、そんな時代に勇気を持って行動するには『愛』とか『好き』、意外とそんなことが重要だと思う」と話した。