英王女に迫られる非常に難しい選択 ヘンリー王子夫妻の元をクリスマスに訪れるか否か
英王室のユージェニー王女(34)が、チャールズ国王とヘンリー王子夫妻から今年のクリスマスを一緒に過ごすよう別々に招待を受け、「非常に厳しい立場に立たされている」と米ニューヨーク・ポスト紙などが報じた。チャールズ国王夫妻をはじめとした王室メンバーが毎年集うサンドリンガムでのクリスマス休暇に参加するか、8700キロ以上離れた米カリフォルニア州モンテシートのヘンリー王子夫妻の元を訪れるのか、選択を迫られているという。
2020年に王室を離脱したヘンリー王子夫妻は、毎年米国でクリスマスを過ごしており、今年も国王からサンドリンガムでのクリスマス休暇に招待されなかったと伝えられている。
ユージェニー王女は、いとこのヘンリー王子夫妻が王室を離脱した後も親交を続けている数少ない王室メンバーの一人で、メーガン妃とも仲が良いことで知られる。チャールズ国王やウィリアム皇太子との確執が続くヘンリー王子にとって、唯一気心の知れた仲でもあり、王室との懸け橋になることを期待する声もある。2022年2月には、一家で王子夫妻の元を訪れて一緒に過ごす様子が伝えられたこともある。
ヘンリー王子夫妻は、そんなユージェニー王女一家をカリフォルニアでクリスマスを一緒に過ごすよう招待したと英エクスプレス紙が報じていた。
王女はとても忠実な女性で、どちらか一方に味方するタイプではないため、どちらの招待を受けるのか非常に難しい立場にあると関係者は英OK誌に語っている。
現時点で、王女夫妻と2人の子どもたちがどこでクリスマスを過ごすのかは不明だが、サンドリンガムで王室メンバーと共にクリスマスを祝った後、大みそかを米国でヘンリー王子夫妻と共に過ごすことを検討していると、関係者は述べている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)