眞鍋かをり、小倉智昭さんしのび涙「みんなのお父さんでした」テレビのイメージと違う面も明かす
タレント眞鍋かをり(44)が13日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」に生出演。事務所の先輩で、9日に77歳で亡くなったフリーアナウンサー小倉智昭さんをしのんだ。
眞鍋は目に涙を浮かべながら「恩人という言葉では…。今の仕事、今の私があるのも、小倉さんのおかげで。私生活でも、本当に困ってるなって思ったら、やってくれる人。困ってなくても、ですけど、それをみんなにやってくれるので…」。自然な形で手を差し伸べてくれる“恩人”だったという。
眞鍋の出産時も祝ってくれたといい、当時を「ちょうど芸能界が出産ラッシュで。『このあと、誰々と誰々のとこにも行かなきゃいけないんだよ』っておっしゃって」と回顧。「愛情を受けた人、多いんだろうなって。すごく愛情深い人だから」と話した。
最後に直接会ったのは「半年くらい前」だった。
「お家にうかがって、すごくお元気で、こんなに早くお別れするとは思ってもなかったので…」
その際、小倉さんは「これをやりたいんだ、これをこうしていきたいんだ」と、まだまだやりたいことが多いと口にしていたそうで「パワフルに語ってらっしゃったので…。いろんな事してほしかったですね」。
悔しそうな顔で思い起こし「小倉さんからいただいた物、伝えていきたい」と、表情を引き締めた。
番組MCの青木源太アナウンサーから「小倉さんは、テレビでは厳しいことを言うイメージがありますが」と問われると、眞鍋は「すごくシャイなんですよ。ご自身で照れ隠しで(強い言葉を)言っちゃう。照れ隠しちゃうから。だからほんとは、すごく、小倉さんのチャーミングな部分、もっともっと出してくれたらいいのになって」。
小倉さんとの思い出をたどりながら「お父さんって言ったら、小倉さん、怒るでしょうけど、本当にみんなのお父さんでした」と言い、しのんでいた。