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【香港スプリント】地元のカーインライジング8連勝へ

シャティン競馬場
シャティン競馬場

<香港スプリント>◇12月8日=シャティン(香港)◇G1◇芝1200メートル◇3歳上◇14時50分(日本時間12月8日(日)15時50分)発走◇総賞金2600万香港ドル(約4億円)

 香港スプリントは地元の短距離勢が強い。7連勝中のカーインライジング(セン4、D・ヘイズ)は前走ジョッキークラブスプリントをレコードで圧勝した。初のG1挑戦だが、前走の勝ちっぷりなら即通用するだろう。

 僚馬のカリフォルニアスパングル(セン4)がライバル。22年香港マイルの覇者で、今年の春に短距離G1を連勝。前走ジョッキークラブスプリント8着から巻き返しを狙う。

 日本からはスプリンターズSでG1初制覇を決めたルガル(牡4、杉山晴)、同2着のトウシンマカオ(牡5、高柳瑞)、同7着のサトノレーヴ(牡5、堀)が一発を狙う。



◆馬券発売

インターネット投票は即PAT会員およびA―PAT会員が対象で、発売時間は8日午前7時から各競走の発走予定時刻の2分前まで。UMACA投票は各事業所のUMACA発売機にて発売。発売式別は「単勝」「複勝」「馬連」「ワイド」「馬単」「3連複」「3連単」で日本国内独自のオッズ。JRAプラス10の対象競走となる。



◆昨年のVTR

 香港の最強短距離馬ラッキースワイネスが1番人気にこたえて快勝した。4番手から直線で抜け出すと、ラストは余力たっぷりに押し切りV。G14勝目を決めた。 3/4 馬身差の2着はブービー人気のラッキーウィズユー。日本のジャスパークローネは7着、マッドクールは8着に敗れた。



◆シャティン競馬場 芝は1周1899メートル、直線は430メートル、幅員は30・5メートル。2コーナーから3コーナーにかけて緩やかな上り坂があり、3コーナー過ぎからゴールにかけて緩やかな下り坂となっている。走路の断面はアーチ状で3、4コーナーはコース外側がややせり上がったバンク状になっている。野芝に洋芝をオーバーシードしたもので、ドバイのメイダン競馬場とほほ同質。最近は高速化傾向にある。



◆データ

 ※過去5年(19年以降)のデータを参照する。

 ☆調教国 地元香港が断然強い。4勝、2着4回、3着5回。ここ2年続けて香港馬がワンツースリーで決着している。日本馬は過去5年で延べ12頭が出走し、20年ダノンスマッシュが勝利し、21年レシステンシアが2着。

 ☆調教師 香港のJ・サイズ師は1勝、2着2回、3着1回。

 ☆人気 近年は波乱傾向にあり、ここ4年続けて8番人気以下の伏兵馬が馬券に絡んでいる。1番人気馬は信頼できず、過去5年で1勝、3着が1回。

 ☆前哨戦 香港ジョッキークラブスプリントを前哨戦にした馬が4勝と断トツ。日本馬はスプリンターズS2着馬が20、21年と連対した。

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