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【香港マイル】ソウルラッシュG1連勝目指す

シャティン競馬場
シャティン競馬場

<香港マイル>◇12月8日=シャティン(香港)◇G1◇芝1600メートル◇3歳上◇16時00分(日本時間12月8日(日)17時00分)発走◇総賞金3600万香港ドル(約6億円)

 香港マイルは日本のマイラーが注目を集める。ソウルラッシュ(牡6、池江)は前走マイルCSで念願のG1初制覇を果たした。昨年の香港マイルはロスある競馬で4着だったが、スムーズなら勝ち負けか。

 ジャンタルマンタル(牡3、高野)が強敵。昨年無敗で朝日杯FSを制し、今年の皐月賞は3着、NHKマイルCでG12勝目を果たした。秋初戦に予定していた富士Sは熱発で使えなかったが、順調ならいきなり首位争い可能だろう。

 前哨戦ジョッキークラブマイルを勝ったヴォイッジバブル(セン6、P・イウ)や、モーリスドゲスト賞を圧勝したラザット(セン3、J・レニエ)など、実力馬がそろう。


◆馬券発売

インターネット投票は即PAT会員およびA―PAT会員が対象で、発売時間は8日午前7時から各競走の発走予定時刻の2分前まで。UMACA投票は各事業所のUMACA発売機にて発売。発売式別は「単勝」「複勝」「馬連」「ワイド」「馬単」「3連複」「3連単」で日本国内独自のオッズ。JRAプラス10の対象競走となる。



◆昨年のVTR

 1番人気の8歳馬ゴールデンシックスティがG14連勝を果たした。中団から直線で豪脚を発揮し、1馬身半差で圧勝。香港マイル3勝という偉業を果たした。2着は伏兵のヴォイッジバブル。日本のナミュールが3着で、ソウルラッシュが4着だった。



◆シャティン競馬場 芝は1周1899メートル、直線は430メートル、幅員は30・5メートル。2コーナーから3コーナーにかけて緩やかな上り坂があり、3コーナー過ぎからゴールにかけて緩やかな下り坂となっている。走路の断面はアーチ状で3、4コーナーはコース外側がややせり上がったバンク状になっている。野芝に洋芝をオーバーシードしたもので、ドバイのメイダン競馬場とほほ同質。最近は高速化傾向にある。



◆データ

 ※過去5年(19年以降)のデータを参照する。

 ☆調教国 香港勢が強く4勝、2着5回、3着1回。ここ4年続けて香港馬がワンツーを決めている。

 ☆騎手 C・ホー騎手は3勝、2着1回(いずれもゴールデンシックスティとのコンビ)。

 ☆調教師 K・ルイ師はゴールデンシックスティで3勝、2着1回。

 ☆前哨戦 ジョッキークラブマイル1着馬は過去5年で2勝、2着2回で、昨年を除けばすべて連対している。

 ☆リピーター リピーターの活躍が目立ち、20~21年でゴールデンシックスティが連覇し、22年2着、昨年1着と、4年続けて連対している。17、18年で連覇したビューティージェネレーションは19年3着。19年勝ったアドマイヤマーズも翌年3着。

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