【森泰斗騎手ラスト騎乗デー】強襲に遭いラスト騎乗は2着、馬単(3)(9)のサンキュー締め

  • 船橋競馬場で引退会見を行った森泰斗騎手
  • 船橋競馬場で引退会見を行った森泰斗騎手
  • 浦安賞を制したワンラヴと記念撮影に納まる森泰斗騎手(左から2人目)
  • ゴール前で差し切り浦安賞を制したワンラヴと森泰斗騎手(左手前)
  • 浦安賞の記念撮影を終えてファンからのサインの求めに応じる森泰斗騎手
  • 船橋4Rを逃げ切ったタカラバディウスと森泰斗騎手
  • 船橋4Rを制し口取り写真に収まる森泰斗騎手
  • 船橋4Rをタカラバディウスで勝ち、引き揚げてきた森泰斗騎手
  • 船橋5Rをオマタセシマシタで勝って笑顔を見せる森泰斗騎手
  • 船橋5Rを制したオマタセシマシタと森泰斗騎手
  • 船橋12Rでラスト騎乗を終えた森泰斗騎手
  • 最終レース騎乗後、騎手仲間と記念写真に納まる森泰斗騎手

全国リーディング5回、南関リーディング8回を獲得した船橋の名手・森泰斗騎手(43)はきょう29日が最後の騎乗となる。レース前には引退会見も行った。

ラストデー8鞍の結果は?

1R

ワンラヴ(1番人気1着)

中団から直線で外に出して鋭伸。首差できっちり差し切る。「毛づやもピカピカでしっかりつくってくれたなって感じで、頑張りたいなと思っていました。(自分の気持ちは)平常心です」。

4R

タカラバディウス(1番人気1着)

好スタートからハナを主張。直線は渾身(こんしん)のムチを入れて半馬身差で押し切る。「マイペースで自分の競馬で勝つことができました」。

5R

オマタセシマシタ(3番人気1着)

序盤は後方2、3番手。勝負どころで徐々に押し上げると、ひとまくりで3馬身差圧勝。「展開が向きましたね」。パートナーはジャングルポケット斉藤の元所有馬。

6R

リボルトバレット(1番人気2着)

3角で先頭に立ったサンダーバローズをマークする形で2番手に浮上。直線で懸命に抜こうとするが相手もしぶとく1馬身差が縮まらず。

7R森羅万象賞

ビレッジスティール(2番人気1着)

好位の外めを追走。1番人気スキーサンダーが先に抜け出すも、直線で鋭く伸びて残り100メートルで逆転。2馬身半差の完勝だった。

10R南関東リーディング8回受賞特別

ローズピリオド(2番人気6着)

中団追走から直線大外一気にかけたがエンジンかからず。この日初めて馬券圏外に敗れる。

11R胴緑青ダイヤモンド、そで青賞

タカラライナー(1番人気5着)

外めの枠から好位に取りつき向正面では3番手の外。前を射程圏に入れていたが直線の反応がひと息で5着に敗れる。3連単51万円超の大波乱に。

12Rありがとう!森泰斗騎手

ラップランド(1番人気2着)

好位の外めを追走。4角の手応えはひと息ながら直線でしぶとく伸び、先頭に立とうかというところを外から強襲してきたグロリアンズタイムに差されて2着。1着3番→2着9番のサンキュー決着でラストランを終えた。

◆森泰斗(もり・たいと)1981年(昭56)1月11日、千葉県生まれ。千葉県騎手会所属。98年4月に足利の佐藤和伸厩舎所属でデビュー。同18日に宇都宮3Rで初騎乗、同20日に宇都宮6Rで初勝利。00年に引退、01年6月に同厩舎所属で再デビュー。北関東の競馬廃止により、05年6月に船橋の松代真厩舎所属で南関東デビュー。15~16、19~21年に全国リーディング、14~16、18~22年に南関東リーディング獲得。地方通算2万8333戦4448勝、中央通算210戦11勝。重賞はヒガシウィルウィンで制した17年東京ダービー(S1)など71勝。