中京競馬場の“ウマ旅”で武豊騎手がサイレンススズカを語る「すごくうれしそうに走るんです」

武豊騎手(55)が出演したテレビ東京の「武豊の“ウマ旅”~中京競馬場~」のユーチューブ特別版(前後編)が2日、公開された。

番組の前編は中京競馬場前駅からスタートし、武豊騎手は特徴的な中京競馬場の風や検量室前の「かちうまビュー」、チャンピオンズCのスタート地点、ダートの砂の状態などを紹介。ダートのキックバックの激しさについては、「大変ですよ。泥パックしながら」とジョークを交えながら伝えている。

サイレンススズカで制した98年の金鯱賞は映像を見ながら振り返り、「すごくいいメンバーがそろっていて…、もともとレースのスタイルが最初から先頭を走る、すごくスピードのある馬。この馬は特別、走りたい走りたいというのが普段からすごかったんですよ」とほほ笑み、最後の直線で突き放すシーンでは「すごいでしょ」、「ムチを入れたことがないんです。すごくうれしそうに走るんです」「この馬に乗れたことは騎手としての財産、大きいことだった1頭です」と思い出を語った。