NORDIC_COMBINEDノルディック複合

ノルディックスキー複合とは

ジャンプとクロスカントリー(距離)のを組み合わせて順位を競う種目。ジャンプの瞬発力と距離の持久力の、相反する2つの能力を求められるオールラウンドな種目で、優勝者には「キング・オブ・スキー」の称号が贈られる。

種目

男子個人ノーマルヒル(NH)、ラージヒル(LH)、団体(LH)

競技の見どころ

ジャンプか距離か、多くの選手はどちらか得意の種目がある。ただ、現在のルールでは前半ジャンプで大差をつけて逃げ切るというパターンはあまり見られず、両種目ともに上位レベルの力が必要となる。後半距離でトップグループを形成できる位置にいるかどうかが鍵を握る。4〜5人の集団なら誰にでも前に出るチャンスはある。

ルール

▽個人種目
NH、LHとも、前半にジャンプ1回、後半にクロスカントリー10キロを行う。前半ジャンプの得点差を1点=4秒でタイム差に換算。トップから後半の距離をスタートする、最初にゴールした選手や国が優勝。92年アルベールビル大会から、この「グンダーセン方式」を導入している。前半のジャンプは、ジャンプ競技と同じ「飛距離点」「飛型点」「風ポイント」「スタートゲートポイント」で判定される。

▽団体
1チーム4人で構成。前半のジャンプはLH、後半の距離は20キロで、1人5キロずつリレーして順位を競う。前半のジャンプの4人分の総得点を、1点=1.33秒、45点=1分でタイム差に換算する。ジャンプの得点差が大きい場合は繰り上げスタートになる。

歴史

1924年の第1回シャモニー大会から実施されている。
日本は92年アルベールビル、94年リレハンメル大会で、W杯総合3連覇の荻原健司を中心に団体2連覇を達成した。個人でも94年リレハンメル大会で河野孝典が銀メダルを獲得した。当時は前半のジャンプで優位に立ち、逃げ切り優勝を収める形だった。その後のルール改正でジャンプのポイント換算比率が下がったこともあり、表彰台から遠ざかったが、2014年ソチ、2018年平昌大会のNHで渡部暁斗が2大会連続で銀メダルを獲得した。

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SCHEDULE競技日程

競技 2022年2月
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開会式、閉会式                 
フィギュアスケート       
アイスホッケー 
アルペンスキー        
カーリング
スキー距離         
ショートトラック             
スキージャンプ             
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スノーボード         
スピードスケート       
ノルディック複合                
バイアスロン         
フリースタイルスキー     
ボブスレー             
リュージュ             

※■は予選、はメダル確定日

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