【パラ】100メートルバタフライ連覇&2冠の木村敬一「本当に100点の結果」
パリ・パラリンピックの競泳男子で100メートルバタフライ(視覚障害S11)を2連覇し、50メートル自由形との2冠に輝いた木村敬一(東京ガス)が13日、東京都内の所属先で記者会見し「どちらの種目でも自己ベストを出すことができ、金メダルもついてきた。本当に100点の結果」と喜びを口にした。
大会後に34歳となったベテランは「パラリンピックは人間の可能性に挑戦する祭典と言われる。今回は自分の可能性を本当に感じることができた」と充実感を漂わせた。2028年ロサンゼルス大会には「何も考えていない」と明言を避けた。
バタフライを指導した五輪銅メダリストの星奈津美さんも会見に途中参加。木村から金メダルを手渡され「すごい。重いね」と感激し「うまくいかない時も常に前向きで、取り組みを後悔することが一度もない。そういう姿勢が結果につながった」と目尻を下げた。