車いすテニス五輪金の小田凱人「諦めずにやれば夢はかなう」地元の愛知県でトークイベント

  • トークイベントで子どもたちに金メダルを披露し、笑顔の小田凱人(共同)
  • トークイベントでパリ・パラリンピックで獲得したメダルを披露した車いすテニスの小田凱人(共同)
  • トークイベントに参加した車いすテニスの小田凱人(共同)
  • 男子シングルス決勝 金メダルを持ち上げて喜ぶ小田凱人(2024年9月7日撮影 ロイター)

パリ・パラリンピックの車いすテニスで男子シングルスを制した18歳の小田凱人(東海理化)が16日、地元の愛知県でトークイベントに臨み、小中学生ら約240人と2時間ほど交流した。フルセットの激闘となった決勝を振り返りながら「諦めずにやれば夢はかなう」などと語りかけた。

獲得した2つのメダルを披露し、子どもの首にかけてあげる場面も。質疑では緊張する局面で強気にプレーする秘訣(ひけつ)を問われ「緊張を受け入れ、楽しむことが大事」と答えた。盛況に終わり「金メダルを持って帰って来られて良かった。パラの盛り上がりを実感できた」と笑顔で振り返った。

次戦は今月末に東京で行われる木下グループ・ジャパン・オープンの試合。「車いすテニスを見るために来てくれる人もいると思う。いいテニスを見せたい」と意気込んだ。