村岡桃佳に報奨金900万円、北京で金5個目指す
平昌(ピョンチャン)パラリンピックのアルペンスキー女子座位で大回転の金をはじめ銀2、銅2の5つのメダルを獲得した村岡桃佳(21=早大)に、合計900万円の報奨金が贈られることになった。日本選手団は19日午後に帰国して都内で解団式臨んだが、席上、日本パラリンピック委員会(JPC)高橋秀文副委員長が明かした。
金額は金300万円、銀200万円、銅100万円で、16年リオ大会から金銀は倍増、銅は30万円増。JPCは20年東京大会での増額を想定していたが、スポンサーの増加と平昌大会の好成績で前倒しが決まった。
18日の競技終了後に知らされた村岡は「パラリンピックの価値が上がり、認められたのがうれしい。いろいろとテストしたい(ギアがある)ので、それに使いたい。22年北京では5種目金メダルを目指すつもりで頑張ります」と驚きながらも喜びを隠せなかった。
日本は平昌大会で4選手が合計10個のメダルを獲得しており、報奨金総額は2000万円になる。