ボブスレーのジャマイカ代表コーチ辞任 参加に暗雲

 20、21日のボブスレー女子2人乗りに出場するジャマイカ代表のキリアシス・コーチが辞任したと14日、ジャマイカ連盟がツイッターで発表した。

 BBC放送(電子版)は、使用予定のそりを含む用具は同氏の持ち物であり、競技への参加に暗雲が垂れこめていると報じた。

 キリアシス氏はドイツ出身で、2006年トリノ五輪ボブスレー女子2人乗りの金メダリスト。BBCによると、チームは昨年12月に日本製そりから同氏が持つそりに換えて好成績を挙げた。

 ジャマイカ連盟は、東京都大田区の町工場が中心となって開発した「下町ボブスレー」で参戦する契約を結んだが、開幕前に本番で使用しないと下町ボブスレーのプロジェクト推進委員会に伝えた。