羽生同い年の田中刑事「五輪の難しさが身に染みた」

男子フリーで演技する田中(撮影・山崎安昭)
男子フリーで演技する田中(撮影・山崎安昭)

<ピョンチャン五輪:フィギュアスケート>◇17日◇男子フリー

 田中刑事(23=倉敷芸術科学大大学院)はSP20位から順位を上げて18位だった。冒頭の4回転サルコーに成功。2度の転倒にもめげず、同じ23歳の羽生と一緒に出場した五輪を終えた。「準備しきって、ここに来た。それを出す難しさ。五輪の難しさが身に染みた」。

 3月の世界選手権(イタリア)を含めた今後について「4回転を増やしたり、いろんなプログラムに挑戦したい。表現力が伸びるか、楽しみでもある。上を目指していきたい」と口にした。