羽生結弦エキシビションで大トリ「星降る夜」滑る

エキシビションの練習の合間に羽生(左)と宇野(左から3人目)は談笑する(撮影・山崎安昭)
エキシビションの練習の合間に羽生(左)と宇野(左から3人目)は談笑する(撮影・山崎安昭)

 25日に行われるフィギュアスケートの各種目の上位選手らによるエキシビションで、男子で66年ぶりに2連覇を達成した羽生結弦(ANA)が大トリを務めることが22日、関係者への取材で分かった。

 昨季から使用する「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」を滑る。銀メダルを獲得した宇野昌磨(トヨタ自動車)やペアで13位だった北朝鮮のリョム・テオク、キム・ジュシク組も出演する。

 仙台市出身の羽生は前回のソチ五輪では東日本大震災で被災後、アイスショーで初めて滑ったチャイコフスキーの「白鳥の湖」に復興への願いを乗せて滑った。同日の練習後に取材に応じた羽生は「今回は震災から立ち直って少しでも元気になり、明るくなるような気持ちのこもった演技ができたらなと思っている」と語った。

 女子の出演者は23日のフリー終了後に決定する。