エアリアル田原直哉、去就は「今季が終わってから」

帰国したエアリアル日本代表の田原(撮影・中島郁夫)
帰国したエアリアル日本代表の田原(撮影・中島郁夫)

 フリースタイルスキー男子エアリアルの田原直哉(37=ミルキーウェイ)が20日、羽田空港着の航空機で平昌から帰国した。

 現役選手を続けるかどうかについては「今季が終わってから考える」と説明。「現役を続けるにしても今の状態のままでは厳しいので、よっぽど続けられる環境がそろうならそれはそれで考える」とゆっくりと語った。

 04年にアテネ五輪の日本代表候補でもあった体操から06年に転向し、37歳でつかんだ念願の五輪は予選敗退となった。平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)を振り返り「終わってしまったな…」と今の素直な心境も打ち明けた。3月2日から行われる全日本スキー選手権フリースタイル・エアリアルに出場すると言い「今季まだ大会が残っている。しっかりジャンプできるようにしたい」と意気込んだ。