渡部暁斗は骨折していた 五輪直前肋骨、痛み耐え銀
平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)のノルディックスキー複合個人ノーマルヒルで、2大会連続の銀メダルに輝いた渡部暁斗(北野建設)が、五輪直前に左肋骨(ろっこつ)を骨折していたことが分かった。全日本スキー連盟(SAJ)が22日、明らかにした。
SAJによると、2日に長野県白馬村で行われたワールドカップ(W杯)白馬大会の公式練習の飛躍で着地に失敗し、転倒した際に骨折した。渡部暁は転倒の翌日に「(痛みは)気にならないぐらい」と話しており、五輪中も明らかにしなかった。平昌では個人ノーマルヒル、同ラージヒル、団体の全3種目に出場した。
渡部暁はシーズン開幕前の昨年11月にも左の肋軟骨を折っていた。