葛西紀明「絶対メダルを」4年後北京へ現役続行意思

試合を終えて悔しそうな表情の葛西(撮影・黒川智章)
試合を終えて悔しそうな表情の葛西(撮影・黒川智章)

<ピョンチャン五輪:ジャンプ>◇19日◇男子団体

 オリンピック(五輪)単独最多8度目の出場となる葛西紀明(45=土屋ホーム)が、4年後の北京五輪へ向け、現役続行の意思を示した。

 この日6位に終わった男子団体のジャンプ後「いい勉強になった。もっともっと進化して練習して、4年後の北京オリンピックで絶対メダルを取りたいという気持ちになりました」。吹っ切れたような表情で力強く話した。

 日本チームの3人目で出場し、1回目は124メートル、2回目は125メートルを飛んだ。今大会最後のジャンプとなった2回目は踏み切りに鋭さがなく、着地後は苦笑いする場面もあった。ノーマルヒル、ラージヒルを通じて「レジェンド」にふさわしい本来のビッグジャンプを見せることができなかった。

 49歳で迎える北京五輪。伝説はまだまだ終わらない。

 

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  • 3人目、葛西紀明の1回目(撮影・黒川智章)