小平奈緒に所属先の相沢病院、現役中は永久サポート
冬季五輪の主将として初めて金メダルを獲得したスピードスケート女子の小平奈緒(31)が26日、帰国した。都内で行われたメダリスト会見で、自ら「百花繚乱(りょうらん)」をテーマに掲げた大会でメダルを量産した日本チームについて、「それぞれがきれいな花を咲かせてくれた」と満足そうに総括した。
自身は500メートルで金、1000メートルでも銀メダルを獲得するなど3度目の五輪で圧倒的な存在感を放った。所属先の相沢病院の相沢孝夫CEOはこの日、現役中の「永久サポート」を約束。「これ以上、スケートを極めるのは難しいとなるまで、二人三脚で歩みたい」と、生活面を含めた年間1500万円以上の支援を引退まで継続すると説明した。
3月3日からは、休む間もなく連覇がかかる世界スプリント選手権(中国・長春)に出場する。日本スケート界のエースは「メダルを輝かせられる競技生活を送っていきたい」と気を引き締め直した。