猫ひろしマラソンゴール後サイン会でまさかの大人気
21日のリオ五輪男子マラソンにカンボジア代表として出場した猫ひろし(39)は2時間45分55秒、完走者140人中139位でゴールした。
スタート当初は155人中最下位だったが、15キロ地点で152位、20キロ地点で151位と順位を上げた。15人が脱落し、完走した140人中139位でゴール、おなじみの「ニャー」ポーズを披露した。自己ベストの2時間27分48秒に及ばなかったが、「最高で、素晴らしい42キロでした。応援してくれた皆さん、本当にありがとうございます。僕はカンボジアが大好きです」。今後もカンボジア代表として走り続ける予定で、20年の東京五輪に向け「チャンスがあれば、これからも頑張ります」と意欲を見せた。
猫の周りには、日本だけでなく地元ブラジルのマスコミも集まり、即席の写真撮影会に。さらに猫は会場の観衆に「カンボジア」コールを求めて大合唱となった。ツイッターで「これでもかってくらい盛り上げたら、終わった後まさかの大人気でサイン会、ブラジルで売れた」と喜んだ。激走のため足に水ぶくれができ、足をひきずりながら、同日夜の閉会式に登場した。