<レスリング選手におすすめのレシピ>
レスリングをはじめ階級競技の場合は、体重コントロールのために食べ方を抑えているように思われがちです。実際は、体重が増えないように意識している選手ももちろんいますが、練習量が多いために体重が落ちないように、とにかく食べる選手もいます。発汗量なども含めて、同じ練習をしても体重変動には個人差がありますが、階級系の競技は特に、その個人差を見極めることが大切です。
- 女子レスリングで五輪V4を狙う吉田沙保里(右)と伊調馨
また、普段からその階級の体重をキープする選手もいれば、若干多めに設定し、競技前に減量して合わせる選手もいます。
オリンピック会場に向かう飛行機で、たまたま隣の席がレスリング日本代表の関係者だったことがありました。その時に減量の話になりましたが、とても興味深かったのを覚えています。どの選手も同じように減量するのではなく、それぞれのやり方があるのです。
レスリングの選手は、選手村ではよく、おにぎりの補食をとりにきていましたが、今回のレシピ「スタミナステーキとろろ丼」は、練習や試合で落ちた体重を戻して身体を強化するためのもの。食欲旺盛なレスリング選手におすすめのレシピです。
レスリング選手におすすめのレシピ:スタミナステーキとろろ丼
- スタミナステーキとろろ丼
<材料(2人分)>
ご飯 320g
ニンニク 2片
油 小さじ1
塩 少々
コショウ 小さじ1
バター 10g
牛もも肉 240g
A.醤油、みりん 各大さじ1
A.ニンニク 2片
ホウレン草 140g
バター 5g
コショウ 少々
レタス 30g
とろろ芋 100g
温泉卵 2個
醤油 大さじ1
<作り方>
(1)ニンニクととろろ芋はすりおろす。レタスは食べやすい大きさにちぎっておく。
(2)フライパンに油をしき、ニンニクを炒めて香りがしてきたら、ご飯とバター、塩コショウを加えガーリックライスを作る。
(3)A.を混ぜ合わせ、牛肉をつけておく。
(4)(3)をフライパンで焼く。
(5)ホウレン草を炒めて、バターとコショウで味を整える。
(6)器にレタスをしき、(2)(4)(5)をのせたら、温泉卵ととろろ芋、醤油をかける。
「アスレシピ」はスポーツを頑張る中高生と保護者のための栄養・食育サイトです。スポーツの現場でサポートする管理栄養士や選手の食事情報が満載です。