新体操日本、決勝は「スカート吹っ飛ぶぐらい踊る」

 日本は5位となり、12年ロンドン大会に続く2大会連続の決勝進出を決めた。

 日本は杉本早裕吏(さゆり、20=みなみク)、松原梨恵(22=ALFA)、畠山愛理(あいり、22=東京ジュニアク)、横田葵子(きこ、19=安達ク)、熨斗谷(のしたに)さくら(18=コナミスポーツ)が出場した。1種目目のリボンでは見せ場の大技「リボン4本投げ」を成功させ、17・416点をマーク。全体の6位につけた。

 2種目目のフープ・クラブでは、曲調の変化に合わせてリズムを変え、観客からは大声援を浴びた。ほぼ完璧な演技で、1種目目のトップだったロシアが出した17・233を上回る17・733をマーク。2種目合計で35・149とし、上位8カ国で争う決勝(21日)に5位で進出した。

 畠山は「ロンドンの時より緊張しないかなあと思っていたけれど、(宿舎の)部屋では戻しそうになるくらい緊張した。それでもマットに上がると、1人じゃないと思えた。団体のいいところかなと思えた」と伸びやかで華麗な演技を披露。「4本投げのときは会場がすごく盛り上がってくれた」と喜んだ。

 21日(日本時間午後11時開始)には決勝が行われる。畠山は「見せ場だと思うので、落ち着いてやりたい。もっと弾けていいのかなと思う。スカートが吹っ飛ぶぐらい大きく踊りたい」と意気込んだ。メダルを獲得すれば、96年アトランタ大会で団体が加わって以降、初の偉業となる。【鎌田直秀】

おすすめ情報PR

スポーツニュースランキング