卓球女子、オーストリア破り2大会連続メダル王手
日本がオーストリアを3-0で下し、準決勝進出を決めた。ロンドン大会の銀に続く2大会連続メダルを狙う日本は、準決勝でドイツと対戦する。
第1試合で福原愛(27=ANA)がソフィア・ポルカノワを3-0で破り勢いに乗ると、第2試合は石川佳純(23=全農)が、相手エースのリュウ・ジャに逆転勝ち。第3試合のダブルスでは、福原、伊藤美誠(15=スターツ)組がポルカノワ、リ・カンビン組に競り勝ち、北京、ロンドンに続き、3大会連続でベスト4に進出した。
石川は第1ゲームを5-11で落としたが、その後は3ゲームを連取し第2試合を制した。「出足が苦しかったけど、思い切って気持ち切り替えて自分のプレーをすることができて良かった」と振り返った。
チーム最年少の伊藤は「最後の方で自分のミスが出たのが反省点。明日につながる試合はできた」と振り返り、初の五輪舞台にも「こういう舞台が大好きなので、自分も盛り上がって楽しい」と動じるそぶりはなかった。