卓球日本女子が準決勝敗退 3決で銅メダル目指す

 日本が2-3でドイツに敗れ、2大会連続の決勝進出を逃した。16日の3位決定戦に回り、銅メダルをかけて中国-シンガポールの敗者と対戦する。

 日本は第1試合シングルスに最年少の伊藤美誠(15=スターツ)を起用した。相手はペトリサ・ソルヤ(22)。伊藤は先行しながらフルゲームに持ち込まれ、第5ゲームも9-3とリードしたところから7連続失点で10-12と逆転負け。2-3で落とした。日本は今大会初めての黒星となった。

 第2試合シングルスは石川佳純(23=全農)が出場。相手は中国からの帰化選手ハン・イン(33)。カット型に苦戦し、第1ゲーム、第2ゲームを連取された。ボールの回転に慣れてきた第3ゲームは11-6と奪い返し、第4ゲームも11-6でタイに持ち込んだ。最終ゲームも11-8で奪い、3-2で勝利をおさめた。

 第3試合ダブルスは、これまで同様のペア福原愛(27=ANA)、伊藤組が出場。ソルヤ、シャン・シャオナ(33)組を相手に第1ゲームを落としたが、第2ゲームから12-10、11-7と連取。しかし第3ゲーム、第4ゲームと落として、この試合は敗れた。

 1勝2敗と追い込まれた日本は第4試合シングルスで石川がシャンと対戦。第1ゲームを11-2と圧倒、第2ゲームも13-11、第3ゲーム14-12とストレート勝ちした。

 第5試合シングルスは福原とハンの対戦となった。第1ゲームは11-7と先取。第2ゲーム途中で応援していた石川がベンチから退場となった。このゲームを9-11と落とした。第3ゲームも4-11と奪われたが、第4ゲームは11-6で奪取した。

 最終第5ゲーム、福原は開始から3連続失点したが6連続得点などで9-7とリード。9-9の同点からスマッシュミスでマッチポイントを握られ、最後は不運なエッジボールで9-11と敗れた。

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