【ボートレース】感謝、感激の初勝利を土屋蘭が振り返る「納得のいく楽しいレースができた」
132期の土屋蘭(19=岡山)が、6月児島の一般戦「男女W優勝戦」(22日~27日開催)でデビュー初勝利を飾った。
あらためてレースを振り返る。4日目4Rは5コースからの発進。1周1Mをまくり差すと、道中では2枠・日高逸子と首位争いになった。デッドヒートに、2周2Mで握りマイで決着をつけ、デビュー初1着を手にした。配当も、3連単17万円超えの高配当を提供した。
そんな彼女に、率直な感想を聞いてみた。
-デビュー初勝利を挙げられた感想や走っていた時の心境を
土屋蘭(以下、土屋) 素直にうれしかったです。首位争いの際は無我夢中でレースをしていたので、抜いて先頭になった時は少し戸惑いましたが、(1着が取れる)安心の感情の方が強かったです。
自分の中で反省点もありますが、納得のいく楽しいレースができたことに、自分自身に自信が付きました。
-地元戦でのデビュー初1着は意識していたか
土屋 特に自分の中で最近、地元あっせんが多く入っていたので、地元で水神祭を期待されているのかとプレッシャーに感じる部分はありましたが、今節は多くのお世話になっている岡山支部の先輩たちの前で水神祭ができたことは自分にとってもうれしかったし、いい思い出になりました。
-姉の南、佐藤翼にはどんなことを教わっている?
土屋 姉、義兄からは練習に来てもらって一緒に乗ってアドバイスをもらったり、ペラのこと、各レース場の特徴を細かく教えてもらっています。
-次の目標は
土屋 今期でB1級に上がって、レディースオールスターに選んでもらえる、魅力のあるレースができる選手になりたいと思っています。
-最後にファンへ一言
土屋 やっと水神祭を挙げられて、ファンの方にいい報告ができたかなって思っています。今後も1走、1走、大切に、成長を見せられるように頑張りたいと思います。
デビューして約1年1カ月で手にすることができたデビュー初勝利。彼女の今後の活躍を見逃すな。【前原一樹】