【競輪】岡部陸斗は特昇逃したショック見せず「また気合を入れてやっていきます」/京王閣ミッド
<京王閣競輪:ミッドナイト競輪>◇F2◇前検日◇29日
チャレンジ戦7レース制の今節に、125期ルーキーでシリーズリーダーの岡部陸斗(22=栃木)が晴れやかな表情で前検入りした。
前節高松決勝で2着に敗れ、あと1勝というところで3場所連続完全VとA級2班特昇を逃した。しかし、そのショックをみじんも感じさせず「師匠(山口貴弘=84期、A級1班)から『くだらない競走をするな』と…。また気合を入れてやっていきます」。強地足を生かした徹底先行策で流れを引き寄せる気だ。
直前は関東地区プロの1キロTTに臨み「初めてのカーボンフレーム。あのカントがきつい前橋ドームで、両肘を折り曲げながら乗る。怖かった」と、初体験に大いに刺激を受けた。そして「京王閣が終われば、真杉(匠)さんと宮古島で合宿。グランプリを控える先輩と乗り込める楽しみがある」とわくわく顔を見せた。発奮材料に事欠かない新人が、度胸も満点のスパートで今節を盛り上げていく。