【競輪】スーパールーキーを「初めて差した男」金沢竜二も離れ…橋本智昭の豪脚が際立つ/青森
<青森競輪:ニッカン・コム杯>◇F2◇2日目◇29日
金沢竜二(39=福島)が準決7Rでなんとか3着に入り、決勝切符を手にした。橋本智昭-箱田優樹の3番手を固めてのレース。橋本の強まくりに離れる場面もあったが、しっかり3着に食い込んだ。
今場所は予選スタートで、初日は2Rの午前9時発走に、「こんなにも早くレースするのは初めてかも」と戸惑いながらも、1着で人気に応えた。
金沢は前場所の宇都宮F2開催で、スーパールーキー中石湊と初の共演。3日間すべて中石の番手に付き、初日と準決は見事に差し切った。中石を「初めて差した男」と、にわかに注目を集めて、「いやいや、さすがに500バンクですからね」と謙遜。それでも、「まあ、一生の思い出として残りますね」と笑顔を見せていた。
3番手とはいえ、そんな追走技術もたけている金沢が離れたほど、今の橋本の脚力は際立っていることだろう。決勝も同じメンバーで3番手に付く。次は、どこまで迫ることができるのか、注目のレースだ。