久保建英の3年後は「五輪じゃないA代表」内山監督
日本協会の西野技術委員長によると、久保は今後は、10月のU-17(17歳以下)W杯に向けて活動する予定。内山監督は引き続き指揮を執る7月のU-23アジア選手権1次予選(カンボジア)での久保の招集について「(所属の)東京との話し合いもあること」と言葉を選びつつ、招集したい意向をにじませた。さらに「(A代表監督の)バヒド(ハリルホジッチ監督)さんたちが考えること」と前置きした上で「18歳でA代表に入っている選手も世界にはいる」と話した。
今大会で底知れぬ魅力を見せた久保。3年後の日本代表どころか、日本代表の国際Aマッチ最年少出場記録の17歳322日を塗り替えても不思議はない。「判断力と適応力がある。十分やれる。間違いないです」。内山監督がはっきりと言った。【岡崎悠利】
◆日本代表の国際Aマッチ年少記録 DF市川大祐(当時清水ユース)の17歳322日が最年少出場記録。2位がMF小野伸二(当時浦和)で18歳186日。2人はともに岡田武史監督時代の98年4月1日の親善試合韓国戦でデビュー。最近では18歳、高校3年時のFW久保裕也(当時京都)がザッケローニ監督時代の12年2月24日の親善試合アイスランド戦で初招集。このときは出場機会がなく、代表初出場は22歳だった昨年11月11日の親善試合オマーン戦。