浦和槙野が試合後病院直行 右手20針縫う大けが
<天皇杯:G大阪2-1浦和>◇決勝◇1日◇味スタ
浦和DF槙野智章(28)は試合後、負傷した右手の治療のため、病院に直行した。右手親指付け根の裂傷は深く大きく、なんと20針も縫ったという。
槙野は前半4分、G大阪FWパトリックのシュートを阻もうと身体を投げ出した際、味方のGK西川と交錯。スパイクのポイントが右手の手のひらに突き刺さり、大量出血していた。
普段は激しいコンタクトプレーも涼しい顔でこなす槙野だけに、痛みにもだえる姿をみるだけでも、傷はひどいものだと明らかだった。それでもいったんピッチ外に退き、応急処置を受けると、すぐにピッチに戻ってプレーを続行。右手をかばうことなく、屈指の身体能力を誇るパトリックらとの肉弾戦を、85分間も続けていた。