鹿島内定の静岡学園・松村「周り生かすこと考えた」

  • 前半、青森山田MF武田(左)と競り合う静岡学園MF松村(撮影・垰建太)

<全国高校サッカー選手権:静岡学園3-2青森山田>◇決勝◇13日◇埼玉

静岡学園のMF松村優太が優勝を支えた。鹿島アントラーズ入団が内定しており、徹底マークの対象になったが「自分が相手を引きつけて周りを生かすことも考えた。優勝は自分だけではなしえないので」。充実の表情で大会を振り返った。

決勝も得意のドリブルで随所に輝きを放った。次はJリーグの名門を新たな挑戦の場とする。「得点とアシストの部分で精度をワンランク上げたい」とさらなる成長を誓った。