【天皇杯】J2千葉は京都に完敗 小林慶行監督「明確に力の差」札幌、東京に続くJ1連破ならず

  • 京都に敗れ、肩を落とす千葉イレブン(共同)
  • 前半、FKを放つ千葉・高木(手前)(共同)
  • 前半、激しく競り合う千葉・ドゥドゥ(中央)ら(共同)
  • 前半、ヘディングで競り合う千葉・久保庭(上)と京都・ムリロコスタ(共同)
  • 前半、競り合う千葉・呉屋(右)と京都・宮本(共同)

<天皇杯:京都3-0千葉>◇準々決勝◇18日◇フクアリ◇観衆6883人

J2ジェフ千葉は京都サンガに0-3で敗れ、10大会ぶりのベスト4進出はならなかった。

千葉はリーグ戦ではJ1昇格プレーオフ圏内(6位)に勝ち点1差の7位。中2日の21日にホームで6位のレノファ山口戦も控えている。14日の秋田とのリーグ戦から先発全員を入れ替えて臨んだが、攻撃の組み立ても京都のプレスにミスが連発。シュート3本に終わり完敗だった。

試合後、千葉の小林慶行監督は「明確に力の差を見せつけられた」と完敗を認めた。今回の天皇杯では、ターンオーバーしながらも、コンサドーレ札幌、FC東京を破って準々決勝まで勝ち上がってきたが、リーグ戦3連勝と波に乗る京都は止められなかった。小林監督は「J1に2つ勝てたのは多少自信になったが、(京都は)ほぼほぼ、リーグ戦のメンバーだった。J1で勢いあるチームで、差は明確に感じた」と話した。【岩田千代巳】

【天皇杯】京都-千葉/スコア詳細