【天皇杯】横浜ブラジル人トリオの活躍で5発快勝!7年ぶり4強 ルヴァン杯に続く勝ち上がり

  • 横浜対山口 前半、先制ゴールを決め喜ぶ横浜山根(撮影・野上伸悟)
  • 山口に勝利し準決勝進出を決め、サポーターにあいさつする横浜の選手たち(共同)
  • 横浜対山口 後半、チーム2点目のゴールを決める横浜Mのエウベル(共同)
  • 横浜対山口 後半、チーム5点目のゴールを決める横浜Mのアンデルソン・ロペス(共同)
  • 横浜対山口 後半、チーム3点目のゴールを決め、ガッツポーズする横浜ヤン・マテウス(共同)
  • 横浜対山口 前半、退場処分となる横浜Mのクルード(左下)(共同)
  • 横浜対山口 前半、競り合う横浜Aロペス(上)と平瀬
  • 横浜対山口後半、ゴールを決めAロペス(右)と喜ぶ横浜エウベル(撮影・野上伸悟)
  • 横浜対山口 後半、競りあう横浜山根(左)と山口奥山(撮影・野上伸悟)
  • 横浜対山口 後半、エウベルのゴールを喜ぶ横浜Aロペス(左端)ら(撮影・野上伸悟)
  • 横浜対山口 後半、ゴールを決め水沼(左)、Aロペス(右)と喜ぶヤン・マテウス(撮影・野上伸悟)
  • 横浜対山口 後半、ゴールを決めAロペスと喜ぶ(左)、Yマテウス(右)と喜ぶ横浜水沼(撮影・野上伸悟)
  • 横浜対山口 後半、ゴールを決め喜ぶ横浜Aロペス(撮影・野上伸悟)
  • 横浜対山口 後半、ゴールを決め喜ぶ横浜Aロペス(撮影・野上伸悟)
  • 横浜対山口 前半、指示を出す横浜Mのハッチンソン監督(共同)
  • 横浜対山口 山口に勝利し準決勝進出を決め、ヤンマテウス(右)を迎える横浜ハッチンソン監督(共同)
  • 横浜対山口 快勝しサポーターと記念撮影する横浜の選手たち(撮影・野上伸悟)
  • 横浜対山口 プロ初ゴールを決め喜ぶ横浜山根(撮影・野上伸悟)
  • 古巣との対戦となった山口山瀬は、試合後に横浜サポーターからコールを受け、感謝する(撮影・野上伸悟)
  • 【イラスト】天皇杯サッカー準々決勝以降

<天皇杯:横浜5-1山口>◇準々決勝◇25日◇ニッパツ

横浜F・マリノスがJ2レノファ山口を5-1で下し、準優勝だった2017年大会以来7大会ぶりの4強進出を果たした。前半は違いに退場者を出すなど拮抗(きっこう)した展開だったが、後半にブラジル人トリオのゴールで一挙4点を奪い、突き放した。10月27日の準決勝でガンバ大阪と対戦する。

横浜が先手を取った。前半16分、MFジャン・クルードの横パスを受けたMF山根陸がエリア外からミドルシュートをゴール右隅に決めた。

しかし前半は不安定だった。23分、山口が自陣から大きく前方に縦パスを蹴り込んできた。GK飯倉大樹がエリア外へ出てクリアしようとしたが、勢い良く詰めてきたFW奥山洋平の動きに惑わされ、中途半端なキックでボールを奥山の体に当ててしまう。そのこぼれ球をドリブルで持ち込まれ、無人のゴールに流し込まれた。

1-1となったところで横浜は不運に見舞われる。自陣でのルーズボールを競り合ったジャン・クルードがスライディング。飛び込んできた山口MFサーラット・ユーイェンに足裏を見せてのタックルで倒し、危険なプレーで一発レッドとなった。

10人となった中、同41分には逆に山口も退場者が出た。横浜FW井上健太にパスが渡ったところ、DF沼田圭悟がスライディングタックルを試みたがファウル。2枚目の警告となった。

10人対10人と五分の状況で勝負は後半戦へ。その6分、自陣からのカウンターが決まった。中盤で受けたアンデルソン・ロペスが素早いターンから左前方へスルーパスを送る。FWエウベルが俊足を生かしてGKチェ・ヒョンチャンと1対1となると、冷静にゴール左隅へ流し込んだ。2-1と勝ち越しに成功した。

そして後半25分に追加点が生まれた。FWヤン・マテウスのスルーパスから左サイドから抜け出したMF水沼宏太が持ちこみ、中央へパス。再び受けたヤン・マテウスが押し込み、3-1とリードを広げた。

後半32分には縦パスで右サイドをヤン・マテウスが抜けだし、飛び出してきたGKより先に触り、ゴール前へパス。フリーで走り込んだ水沼がゴールし、さらに1点を追加した。勝利を決定付ける4点目となった。

これで終わらず、後半41分にはA・ロペスもゴールを挙げ、ブラジル人トリオがそろってゴールを決めた。

横浜は守備面は不安定で、後半もミスからピンチを招く場面があったが、持ち前の攻撃力で山口を圧倒。YBCルヴァンカップに続き、天皇杯でも順当に4強へ駒を進めた。

【天皇杯】横浜が山口に5得点大勝、神戸も鹿島に快勝で準決勝へ/準々決勝スコア詳細