【水戸】47歳GK本間幸司が今季限り引退「最後まで全力で」J2歴代トップ通算576試合出場

  • 2000年、水戸対浦和 後半終了間際、ゴールを決めた浦和・福永泰(左)は、ペトロビッチと抱き合い喜ぶ。右は吉野智行、手前は失点にがっくり肩を落とす水戸GK本間幸司
  • 2000年、ナビスコ杯清水対水戸 後半5分、水戸GK本間幸司は清水FW久保山由清のシュートを必死にはじく
  • 2000年、鳥栖対水戸 延長後半14分CKからのボールに鳥栖DF有村光史(左)がヘディングでシュートを狙うもGK本間幸司(中央)がセーブ
  • 2002年5月、水戸対コスタリカ 後半18分、強烈なシュートを放つコスタリカMFフォンセカだが、水戸GK本間幸司に阻まれる
  • 2004年、水戸対札幌 後半、ゴール前に突進する札幌清野を好守で阻む、水戸GK本間幸司
  • 2004年、札幌対水戸 前半14分、札幌FW相川と競り合う水戸GK本間
  • 2007年8月5日、J2仙台対水戸 仙台FW関口訓充のシュートを阻むGK本間幸司。
  • 2008年8月17日、J2第31節 C大阪対水戸 後半、ゴール前でオーバーヘッドシュートを試みたC大阪MFジェルマーノ(中央)だったが水戸GK本間幸司が阻む
  • 2009年5月、水戸対札幌 後半12分、札幌FWキリノ(中央)と接触する水戸GK本間幸司
  • 2009年、札幌対水戸 後半、ゴール前で札幌キリノを抑える水戸GK本間幸司(右)
  • 2011年5月4日、J2水戸対湘南 満員となったスタンドの声援に応える水戸GM本間
  • 2012年3月2日、キックオフカンファレンス 記念撮影で笑顔を見せる北関東勢。左から草津の御厨、栃木のパウリーニョ、水戸の本間
  • 2013年6月29日、水戸対山形 前半44分、PKを決めた山形FW林陵平(中央)。下は悔しがる水戸GK本間
  • 2013年9月22日、水戸対熊本 前半14分、熊本の大迫(右)はゴールに迫る。左はボールをキャッチする水戸GK本間
  • 2013年9月15日、G大阪対水戸 後半34分、水戸GK本間幸司をかわし、この試合2点目のゴールを決めるG大阪FW宇佐美貴史
  • 2014年8月10日、J2のみでの500試合出場を達成した水戸GK本間
  • 2015年7月26日、横浜FC対水戸 ハイボールをキャッチする水戸GK本間幸司(右)

J2水戸ホーリーホックは25日、GK本間幸司(47)が今シーズン限りで現役を引退すると発表した。30日に会見を予定している。

本間はクラブを通じ「今シーズンをもちまして現役を退く決断をしました。29年という長い間プレー出来たのは、心から愛するクラブでプレー出来たことが大きいです。たくさん試合に出させてもらい、40歳を超えてからはピッチでチームを助けることは少なくなったけれど、自分なりにクラブのために全力を尽くし支えていけたかなと思っています。大勢の人達に支えられてここまでやってこれました。感謝しています。残り6試合、最後まで全力で闘っていきます。よろしくお願いします」とコメントした。

茨城・日立市出身。水戸短大付(現水戸啓明)から96年に浦和レッズ入りした。公式戦の出番がないまま、99年に当時JFLの水戸に完全移籍。レギュラーを獲得してJ2昇格を導くと、16年にはJ2通算550試合出場を達成した。現時点での通算576試合出場はJ2歴代トップだ。天皇杯などを含む公式戦は通算632試合に達している。

J1を含む、Jリーグ通算出場試合数でも6位にランキングしている。上位10傑は以下の通り。

(1)遠藤保仁(672)(2)楢崎正剛(631)(3)西川周作(616)(4)中沢佑二(593)(5)阿部勇樹(590)(6)本間幸司(576)(7)曽ケ端準(533)(8)中島裕希(531)(9)小笠原満男(525)(10)興梠慎三(524)