【柏】6試合ぶり白星で暫定15位浮上 マテウス・サヴィオ先制弾で横浜に1-0勝利
<明治安田J1:柏1-0横浜>◇5日◇第33節◇三協F柏
柏レイソルが横浜F・マリノスを1-0で破り、6試合ぶりの白星を手にした。
先制点は前半9分、エースのFWマテウス・サヴィオ(27)が決めた。FW細谷真大(23)が相手のトラップミスをカット。カウンターを仕掛け、倒されながら左サイドのサヴィオにつなぐ。右足を振り抜き、DFの股下を通してニアサイドへ突き刺した。
サヴィオは7月14日の名古屋グランパス戦以来となる今季8点目。直近3試合無得点のチームを救うエースの一撃で、先手を取った。
26分には、横浜FWアンデルソン・ロペス(31)がシュートを放つが、GK松本健太(27)が好セーブ。1-0で前半を折り返した。
後半もペースを握るが、細谷が3度の決定機を逃す。10分、右サイドでフリーのDF関根大輝(22)の低いクロスに飛び込むが、触ることはできず。3分後には、反転しながら浮き球を巧みにコントロールし、シュートを放つがわずかに左へ。さらに23分、相手GKと1対1の好機を迎えるが、シュートは正面へ飛んだ。前日4日に発表された、日本代表からの“落選”の雪辱を果たすことはできなかった。
終盤は、横浜にボールを握られる。37分にはゴール前でMF天野純にヘディングシュートを打たれたが、DF古賀太陽(25)が体を張って防ぎ、逃げ切った。
8月17日湘南ベルマーレ戦以来となる今季9勝目。暫定ながら、降格圏18位のジュビロ磐田と勝ち点6差の15位に浮上した。次戦は19日、ホームで町田ゼルビアとの一戦に臨む。【飯岡大暉】
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