【FC東京】鳥栖と勝ち点1分け合う 同点弾MF高宇洋「勝ちきれないのは今の自分たちの弱さ」

  • 東京対鳥栖 後半、ゴールを決め東京原川(左)とタッチする高(撮影・宮地輝)
  • 東京対鳥栖 後半、同点ゴールを決めガッツポーズする東京高(撮影・宮地輝)
  • 東京対鳥栖 後半、ゴールを決め喜ぶ東京高(撮影・宮地輝)

<明治安田J1:東京1-1鳥栖>◇第33節◇5日◇味スタ

FC東京がホームでサガン鳥栖と1-1で引き分け、4戦負けなしとした。

後半28分に先制を許したが、同37分、左CKのこぼれ球をMF高宇洋(26)が右足を振り抜いて豪快にゴールネットを揺らした。「まずはしっかり抑えて枠にというのは意識しながら。今週結構シュート練でいい感触があったので、少しちょっと寝かせながら」とイメージ通りの一撃だった。

終盤は攻め込み、チャンスを生み出したが、仕留めきれなかった。守り固められたときに、左右に揺さぶるのか、縦パスを差し込むのかの判断が重要になる。高は「ラスト10分は逆転できるチャンスや雰囲気は多分皆さんも感じたと思う。僕らもそれは感じながらやっていましたし、あそこで決めきらないといけない」と反省を口にした。

終盤に追いついた点は評価できるが、今季初の4連勝を目指した中で、勝ち点1に終わった。「とても悔しいです。4連勝かけて久々の味スタ。勝たなきゃいけない試合を勝ちきれないのは今の自分たちの弱さなのかなと思います」と残念がった。【佐藤成】

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