【鳥栖】東京に終盤追いつかれ11戦未勝利 木谷公亮監督「全員で前向いてしっかり勝ち点3を」

  • 東京対鳥栖 後半、ゴールを決めチームメートとタッチを交わす鳥栖スリヴカ(左から2人目)(撮影・宮地輝)
  • 東京対鳥栖 前半、ネットを揺らすもVARの結果ノーゴールとなる鳥栖Mヒアン(左)(撮影・宮地輝)
  • 東京対鳥栖 試合後、東京クラモフスキー監督(右)のもとにあいさつに行く鳥栖木谷監督(撮影・宮地輝)
  • 東京対鳥栖 前半、戦況を見つめる鳥栖木谷監督(撮影・宮地輝)
  • 東京対鳥栖 後半、空中で競り合う東京森重(左)と鳥栖富樫(撮影・宮地輝)
  • 東京対鳥栖 後半、ゴールを決める鳥栖スリヴカ(左から2人目)(撮影・宮地輝)
  • 東京対鳥栖 引き分けてサポーターにあいさつする鳥栖の選手たち(撮影・宮地輝)

<明治安田J1:東京1-1鳥栖>◇第33節◇5日◇味スタ

最下位サガン鳥栖が敵地でFC東京と1-1で引き分け、11戦未勝利となった。

後半28分にMFヴィキンタス・スリヴカ(29)が先制点を奪うも、終盤に追いつかれた。木谷公亮監督(45)は「我々にとっては勝ち点3を取らなくてはいけない試合だったので、そういう意味では勝ち点1ですごく悔しいです」と残念がった。

それでも前半は相手を圧倒する時間帯もあり、残留争いに向けて好材料もあった。前からのプレスがハマり、サイド攻撃でチャンスを生み出した。「選手は90分間しっかりと今まで積み重ねてきた部分と、この試合のために準備してきた部分も議長の中でしっかりと出してくれてたとは思う」と手応え。「1点取った後にどうやって最後終わらせるか、その辺が含めて少し足りなかった」とリード後の試合の締め方を反省した。残り5節で、残留圏内とは勝ち点差9。消化試合数の多い鳥栖はかなり不利な状況にある。ただ「ここで下を向いてやめてしまったら今まで積み重ねてきたことがなくなってしまうので次の試合に出て、全員で前向いて、しっかりと勝ち点3を取れるように良い準備をしていきたい」と前を向いた。【佐藤成】

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