【横浜】今季2度目4連敗で優勝消滅…ハッチンソン監督「この順位は十分でない」
<明治安田J1:柏1-0横浜>◇5日◇第33節◇三協F柏
横浜F・マリノスが今季2度目の4連敗を喫した。
柏レイソルに0-1で敗れ、9月13日京都戦から続く悪い流れを止められなかった。
前半9分に先制点を許し、出はなをくじかれた。ジョン・ハッチンソン監督は「タフな試合になった。スタートがスローだった」と悔やんだ。
3連敗中に11失点しながら、毎試合得点はできていた。しかしこの日はゼロ。FWアンデルソン・ロペス、MF天野純らが決定機を迎えたが決めきれなかった。「後半は攻撃に厚みをかけて点を取りに行こうとした。ゴールを狙えるチャンスは作ったが、決めきることができなかった」と嘆いた。
暫定12位に沈むチームは、この日の結果で優勝の可能性が消滅。ハリー・キューウェル監督の解任を受け7月に就任後、立て直しを図ったが実らなかった。アンジェ・ポステコグルー監督やケビン・マスカット監督ら、歴代の指揮官の名をあげながら「彼らは1位か2位でしか終えていない。監督として『1』以外は意味がない。この順位は十分でないのは分かっている」と悔しさをあらわにした。
一方で「ルヴァン杯、天皇杯、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は取れるチャンスが残っている」と切り替えた。10月は8試合を戦い、9日にはルヴァン杯準決勝名古屋戦を控えている。「タフなスケジュールが続くが、言い訳はない。戦い続けなければならない」と前を向いた。
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