【京都】10分でGK退場も鳥栖に完勝で残留に前進 FWマルコ・トゥーリオ後半20分に決勝点

  • 京都対鳥栖 後半、先制ゴールを決め喜ぶ京都Mトゥーリオ(中央)(撮影・前田充)
  • 京都対鳥栖 後半、先制ゴールを決め駆け出す京都Mトゥーリオ(中央)(撮影・前田充)

<明治安田J1:京都2-0鳥栖>◇第34節◇19日◇サンガS

京都サンガF.C.がサガン鳥栖を下し、8月24日FC東京戦以来のホーム白星を挙げた。

最下位鳥栖はJ2降格が決まった。

開始早々に退場者を出し、数的不利となる苦しい展開となった。

前半10分、鳥栖FWマルセロ・ヒアン(22)の抜け出しにGKク・ソンユン(30)がペナルティーエリアを飛び出して対応。このプレーで相手を倒してしまい、主審からレッドカードを掲示された。

それでもここから試合を優勢に運んだ。運動量で相手を大きく上回り、前線のFWラファエル・エリアス(25)やFWマルコ・トゥーリオ(26)が時間をつくり、後方の選手が次々に追い越していく動きで鳥栖を寄せ付けなかった。

試合が動いたのは後半20分。GKからのロングボールをトゥーリオがバイタルエリアでキープ。鳥栖の寄せがないと見るや、思い切って右足を振り抜き、DFに当たったシュートがゴールに吸い込まれた。