【鳥栖】降格決定に副主将の福田晃斗「また上の景色を見られるように」クラブ改革の必要性を口に
<明治安田J1:京都2-0鳥栖>◇19日◇第34節◇サンガS
京都サンガF.C.に完敗したサガン鳥栖のJ2降格が決まった。
京都戦の試合終了時点では残留の可能性が残っていたが、1時間キックオフが遅かった試合で湘南ベルマーレがサンフレッチェ広島に勝利したことで、鳥栖の18位以下が決定。鳥栖の選手たちは、試合後に取材対応しているタイミングで、その事実を知らされることとなった。
副主将を務め、この試合に左ウイングバックで先発したMF福田晃斗(32)は、クラブ体制を見直して出直す必要性を口にした。「これまで何とか残留を勝ち取ってきたが、降格することになってしまった。つぎはぎで何とかしてきた部分もある。選手だけじゃなくて会社、フロント全て。サガン鳥栖に関わる全ての人たちで、また上の景色を見られるようにやっていく必要があると思う」。
続けて、今季の不振については「振り返ってみるとけが人が多かった。キャンプの中でけが人が多く出て、自分たちの強みの部分が構築できなかった。選手が引き抜かれたこともあるが、残った選手はチャンスが巡ってきたと思ってやるしかなかった状況で(やれなかった)。今日の1失点目も、もっと体を張れたんじゃないかと思うし、そういった1つ1つの甘さが積み重なってここまで来てしまったと思う」と振り返った。
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