【横浜FC】栃木と0-0でJ1昇格は最終節に「総力戦で目標達成して帰ってきたい」四方田監督

  • 横浜FC対栃木 引退セレモニーで子どもたちと記念撮影する横浜FC武田(手前中央)(撮影・宮地輝)

<明治安田J2:横浜FC0-0栃木>◇第37節◇3日◇ニッパツ

J1昇格に王手をかけていた横浜FCが、J3への降格が決定している栃木とスコアレスドローに終わった。ホーム最終戦だったが白星で飾れず、J1昇格は最終節の山口戦(10日)に持ち越しとなった。

横浜FCは前半から再三、ゴールに迫るもFW桜川ソロモンが決めきれず。後半にも途中出場のFWジョアン・パウロが枠を捉えたミドルシュートを放つも、相手GKの好セーブに阻まれた。

3位の長崎が千葉に競り勝ち、横浜FCと長崎との勝ち点差は3。得失点差も横浜FCが「+33」、長崎が「+32」。総得点は長崎が圧倒的にリードしており、横浜FCは、最終節で引き分け以上で昇格が決まるが、敗れれば、自動昇格を逃す可能性が高まっている。

ホーム最終戦を白星で飾れず、四方田修平監督は「昇格がつかみとれず、悔しい思いでいっぱい。最終戦。自力で決められるチャンスがつながっている」と振り返った。

直近2試合で7失点した守備は改善したが、好機を決めきれない決定力に課題を残した。指揮官は「この2試合、複数失点した課題にみんながしっかり向き合って、0で抑えた。チャンスを決めきれなかったのは残念だが、サッカーでは起こりうること。そこは受け入れて、この悔しさ、もどかしさを、下を向かず、山口戦を総力戦で戦って目標達成して帰ってきたい」と前を向いた。

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