【清水】元日本代表GK権田修一、今季限りで退団 W杯2度の守護神も契約満了…SNSで明かす
J2清水エスパルスの元日本代表GK権田修一(35)が、契約満了に伴い、今季限りで退団する。8日、自身のインスタグラムを更新。ストーリーズで「今シーズンでエスパルスを退団することになりました」と明かした。9日にもクラブから正式発表される。
W杯に2度出場した守護神がチームを去ることになった。権田は21年にポルトガル1部・ポルティモネンセから清水に期限付き移籍で加入した。Jリーグ復帰を果たした同シーズンはリーグ戦でフル出場を果たすと、完全移籍に移行した22年は主将を務めた。しかし、成績が振るわずにチームはJ2に降格した。
同年11月のW杯カタール大会では正GKとして計4試合に出場し、16強入りに貢献。大会後の去就が注目される中、「日本でプレーするならエスパルス以外はない」と公言し、J2に降格したチームに残る決断をした。
今季も開幕から35試合連続で出場したが、J1昇格とJ2優勝が決まった直近2試合はコンディション不良でメンバー外だった。3季ぶりのJ1となる来季に向け、世代交代と若返りを図りたいクラブの構想から外れたとみられる。10日に行われるロアッソ熊本との今季最終戦後にサポーターへあいさつする予定で、「思いはその時に自分の言葉で直接伝えさせてもらいます」とつづった。