【FC東京】来季監督に新潟松橋力蔵氏ら複数リストアップ クラモフスキー監督は今季限り退任発表
FC東京は19日、ピーター・クラモフスキー監督(46)が今季限りで退任すると発表した。
「ピーター クラモフスキー監督が2024シーズン一杯をもって退任することが決定いたしましたので、お知らせいたします」と伝え、後任については「決まり次第あらためてお知らせいたします」とした。
一方で複数の関係者によると、後任には、アルビレックス新潟を今年のYBCルヴァン杯で準優勝に導いた松橋力蔵監督(56)ら複数候補を、国内外からリストアップ。今後の動向を注視し、絞り込んでいく作業を進める。
松橋氏は、古巣の横浜F・マリノスでアカデミーのユース監督などを務め、17年から横浜のトップチームコーチに就任。21年に当時J2だった新潟でコーチに就任し、22年から監督に昇格していた。
選手育成に定評があり、技術を鍛え、後方からつなぐ美しいパスサッカーを新潟に植え付けた。監督初年度の22年にJ2優勝。チームをJ1に引き上げると、今季はルヴァン杯で名古屋グランパスと歴史に残る好勝負を繰り広げ、準優勝に導いた。
新潟の指揮官として3年目。既に、今季限りで勇退する可能性が明らかになっており、残留も含めて争奪戦の様相を呈していた。