【C大阪】レオ・セアラ「ゴールチャンスくる」 初の得点王へ残り2戦で2点差2位から逆転狙う
セレッソ大阪のFWレオ・セアラ(29)が26日、逆転での得点王獲得へ静かな闘志を燃やした。大阪市内で公開された練習後、取材に応じた。
21得点でゴールランキング首位を快走してきたFWレオ・セアラだが、横浜FマリノスのFWアンデルソン・ロペス(31)が16日のジュビロ磐田戦でハットトリックをマークし、23得点で首位浮上。残り2試合になり、レオ・セアラは2得点差を追う2位の立場になった。2人は同じブラジル人で横浜時代は同僚だった。
J1で4年目に入った通算127試合54得点のレオ・セアラは、悲願の得点王について「サッカーなので、それ(逆転したり、されたりは)は起こりうること。練習に集中していれば、自然とゴールチャンスもくると思う」と平常心を強調。
次節30日は今季ホーム最終戦となる鹿島アントラーズ戦。ホームで11連敗中という因縁の相手だけに「何よりも勝利が大事で、それが自分のゴールで決められるならうれしい」と、チームが置かれた7位から6位への浮上を目指す。
ただ、同じブラジル人の同僚、MFルーカス・フェルナンデス(30)は「得点王は選手のキャリアにおいて大きな勲章。ましてや残り2試合ある。何が起こるか分からない」と援護射撃を約束。ルーカスは現在、10アシストで首位を走っており、ホットライン次第で2人が個人タイトルを手にできる可能性もある。